色々物色中…
無事に引取りを終え、とりあえず手を入れ始めたわけですよ。
まずはナンバーの登録。これが一番大事。なぜかと言うと、出品者からもらったのは
販売証明書が一通。普通はこれで問題ないのだが、引き取り時に確認してちょっと驚く。
通常、販売証明書は店の名前等が記載してあるのだが、なんと個人名での販売証明…
『多分、区役所から連絡があると思うんで…』そう告げると、『100パーセント協力します。』
の一言をもらえたので帰ったらまずは登録でしょうと考えた。販売証明書は古物商の資格が
無いと通常、発行は出来ない。今回は、個人名…『登録できなきゃ、本当のごみだな…』
そのためには時間を空けずに登録に持ち込むのが良い。
で、やっぱり区役所で一問答ありました。やっぱ言われたのが『この販売証明は個人の…』
『古物商の…』ほら来た。僕はこう返した。『オークションで買ったものなので判りません。先方に
直接聞いてください。』で、区役所が出品者に電話して、一応条件付でナンバーは降りた。
誓約書を書かされたのと、フレームの石刷りをもってこいとの事。
まぁ、無事にナンバーもらえたから整備も始めた。まずは、メーター落札。新品同様で1000円くらいだった。
今となっては貴重な絶版車のパーツですよ。アドレスチューンってちょっとメーター形状が違うんだよね。
で、休日に半日かけて整備して見ましたが、かなり放置プレーのダメージが…
まず、フロントブレーキキャリパーの固着。分解してピストン抜きましたが、ここで一つ気がついた。
『この手のスズキ車は共通パーツが多い。おそらくストマジからはずした物が使えるのでは?』
キャリパーピストンは会わなかったが、キャリパー自体の取り付け寸法は同じようだ。
程度も考慮しキャリパーをストマジ、マスターは既存利用。ブレーキエア抜き工具のおかげで楽に作業できた。
エンジンは、とりあえずバッテリーつないでかかったのだが、キックギアに連動するクランクの先端部に
激しく削れた後を発見。結局、直してもキックに不具合が出る。直すにはクランクを割るしかない…
これでエンジンはあきらめた…さぁ、どうすんべ?
後日、フレームの石刷りを区役所に持ち込んだのだが、書類とフレームナンバーが全然異なることに気がつく。
つまり、エンジン番号かなんかみて適当に作った販売証明だったみたいだ。まぁ、ナンバーはそのままで
書類の訂正だけでOKでしたが…これで、一応完璧になった。しかし、そこで予想外の事実も知ることに…
区役所『形式認定がどうも違うようですね…アドレスチューンではなくアドレスウェイのようです。』